- 「プログラミングの基本を最少の時間で確実に習得できる学び方とは?」とのことで、最近の学習方法について気になったので読んでみました。
対象読者
◆◆本書の対象読者◆◆
・ できるだけ効率よく、プログラミングの基本を習得したい人
・ プログラミングに興味はあるが、そもそもの「学び方」がよくわからない人
・ 社会人の一般教養として「プログラミングの基本」を身につけておきたい人
・ 子どものプログラミング教育に興味のある人
とのことで、内容からもブルーバックスや理系の新書も読まないレベルの方々が対象と感じました。
プログラミングをやりたい=>「Java入門/計算機科学入門/コンピューターのしくみ/アルゴリズム入門をやらないと」という方々にはあまり有益と感じられる情報はないかもしれません。
気になった個所
その前提ではありますが、目に留まった個所を紹介します。
- オンライン講座の紹介が豊富
- この本では、オンライン講座から入門することを推奨していて、様々なサービスが紹介されています。
- 動作環境ありのオンライン講座は経験者でもさくっと試してみるにはいいです。
- 経験者でも、新しい分野をCourseraなどから入門する方法はありですね。
- 簡単なことから難しいことへ
- オンライン講座でとりあえず動かしてみて、基本的な用語も身についたところで、質問をしてみる。
- 本でスムーズに独学できるレベルになってから独学する。
- 企画と開発を分けて考える
- プライベート・入門者だからこそ、企画と開発を分けて考えることが重要。
- プライベートでプログラミングをしようとして挫折するパターンとして、「とりあえず○○入門を買ってくる」=> 「写経する」=> 「終わったけどどうしよう?」となる。
- これではプログラミングの醍醐味である、自分の好きなアプリを作って、それが実際に動くというところが体験できないし、続かない。
プログラミング「言語」の入門を期待すると全く違う内容ですが、プライベートでプログラミングを体験してみることの概要がつかめるので、「プライベートでプログラミングやってみたいんだけど」と相談された時に、上記の条件にあっている人に教えてあげると役立つと思います。
よいプログラミング入門を!
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